第3話:億男
出典:http://okuotoko-movie.jp/index.html
■『億男』感想
映画『億男』(おくおとこ)は佐藤健&高橋一生の美男が共演するというだけで十分な視聴理由になった(笑)
究極の「マネーエンターテイメント」と謳われていたが、それは北村一輝と藤原竜也の見た目とキャラクターがエンターテイメントなだけで、期待よりはしっかり固めの男の友情の話。
3億円を手にした一般人一男:かずお(佐藤健)がお金の使い方を知るために、大学を中退し起業し大富豪になった親友九十九:つくも(高橋一生)を訪ねる。
しかし、翌朝には3億円とともに友人は姿を消していた…!
という内容。
また「一男」「九十九」「百瀬」「千住」「十和子」「万佐子」など登場人物の名前に数字が入っているのも面白い。
ストーリーのおおもとは古典落語の『芝浜』にあるので、落語好きな人がこの作品を観たら気づくことが多いはず。
お金はじゅうぶんあることに越したことはないけれど、一度お金を手にしてしまうとその人が変わってしまうという危険性があるということ。
しかし、池田エライザが演じていた「あきら」が中途半端に退場してしまったのは残念だった!
前半はディズニーランドのキャラクターグリーティング並みの賑やかさだが、後半は一男と九十九のBL♡(友情です)
とはいえ、お金はいつでも欲しいしいくらあっても良い。
■宝くじが当たったら
劇中で3億円が当たった一男が、現金を受け取る際に「【その日】から読む本」という冊子を受け取るシーンがあるのだが、冊子は1,000万円以上の高額当選者に渡される実在するアイテムだった!
高額当選者が案内される「億の間」という個室もあるらしく、一男はおそらく「億の間」でやり取りをしていたに違いない。
そんなこと高額当選者したことないからわからないし、一生知らないことかもしれなかった。という都市伝説敵豆知識も得ることが出来る。
しかし当選金額の3億円は当日に全額受け取ることは無理らしい。
(一男は3億円当たって数日経ってから九十九に会ったってことかな)
カリフォルニア旅行もあるので宝くじは積極的に買おうと思うけど、あまり期待はしていないよ…。
■主題歌『話がしたいよ』
今作の主題歌はBUMP OF CHICKENの『話がしたいよ』。
最近BUMP OF CHICKENの曲は聴かなくなったけれど、『話がしたいよ』は11年と3ヶ月ぶりの再会を果たした一男と九十九、さらに3億円を持って失踪した九十九と一男の再会のとき、再会までのハラハラともどかしい気持ちを表すのにピッタリだと思った。
■映画を観て
お金はあったほうが良いに決まっている。
だが、
お金自体は変わらない。お金を持った人が変わってしまう。
ということは覚えておいたほうが良いと思った。
ではでは~。
『億男』はU-NEXTで観ることが出来ました。
■前回までのあらすじ
「Road to Disneyland」の今までの記事はこちら↓↓↓
maruko-yamamoto.hatenablog.com
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